防犯対策も山梨県北杜市の工務店「大工集団くじらぐみby高橋建築舎」にご相談下さい
コラムCOLUMN
家族や子供の安全を守るために
住宅に防犯性能をつけようとしたら、多くのお金がかかると思っていませんか? 万が一のことに対して大金をかけるくらいなら、そのお金でもっと使いやすくて見た目もいいキッチンや家具を買ったり、より大きな家を建てたほうがいいと思っていませんか?
じつは、『防犯対策=お金がかかる』は間違った考えです。確かに警備保障会社の通報システムを入れたり、窓ガラスを割れにくいものに変えたり、赤外線やカメラをつけたりすればお金はかかります。しかし、これではいくらお金があっても足りません。
しかも安心はお金をかければ手に入るというものではありません。お金をかけてさまざまな防犯設備を家の周りや中に取り付けて対策しても、生活する中で窓や玄関の鍵をかけ忘れたり、通報システムを入れ忘れたら全く意味がありません。
防犯対策を行う上で大切なことは、まずは「もしかしたら狙われるかもしれない!」という意識を持つことです。近年、警察の検挙率の低下により凶悪犯罪が増加かつ多様化していることをご存知でしょうか。
「ウチは金もちじゃないし」「取られるものやお金もないから」というノーテンキな考えでは、今の時代とても危険です。狙われているのは、お金や財宝だけではありません。あなたやあなたの家族の命が狙われているかもしれません。
そんな中、大切なことは、“防犯意識”をもって生活することです。自分で今日からできる対策もたくさんあります。たとえば、次のようなものがあります。
狙われているのはお金だけじゃない、あなたの命も危ない!
家族の情報をむやみに漏らさないようにする
「表札は苗字だけにする」電話帳104への登録はやめる」「ぬいぐるみやインテリア雑貨など、一目で子供部屋だとわかるものを窓辺に置かない」「女性や子供の部屋だとわかるカーテンはしない」「女性の下着を捨てるときは、カットしてから捨てる」「家族の情報が記載されているダイレクトメールやはがきはシュレッダーをかける」などあります。
留守だということを悟られないようにする
「帰宅が夜になるときや天気予報で雨の日などは、洗濯物を中に入れてから出かける」「昼間、すべてのシャッターや雨戸を閉めない」「室内でラジオやテレビの音を流しておく」「帰宅が夜になる場合は、室内灯をつけたまま出かける、またはタイマー付き照明器具を使用し、夕方になったら照明が点灯するようにする」「車で出かけるときは、駐車場の真ん中に大人用の自転車を置いておく」「中長期不在の時は、新聞配達を一時中止する」など。
その前に、今、皆さんのご自宅の玄関や窓の鍵はしっかり掛かっていますか?家の中に居るからといって犯罪者が入ってこないとは限りません。鍵をかけずに生活している方は、今すぐに鍵をかけましょう。玄関はドアチェーンや補助錠も忘れずに。そして、これをしっかり習慣づけていきましょう。 また、身の周りでどのような犯罪が起きているのか、各都道府県の警察署のホームページで調べてみることをオススメします。身の回りで起きている犯罪や様々な防犯対策についても知ることができます。